アイディア発想法一覧
本ページでは、アイディア発想法の一覧を掲載しています。アイディア発想の参考にご利用ください。
アイディア発想法とは
アイディア発想法は、新しいアイディアを効率的に発想するための方法やプロセスです。 刺激語法のように二つのアイデアを強制的に結びつける強制発想法、ブレインストーミングのように特に制約を求めずアイディアを発想する自由発想法、ゴードン法のように抽象化したアイディア同士を結び付ける類比発想法などの分類が存在します。
001 カタログ法
カタログに含まれる多数のイメージをデザイン対象に結びつけることで新たなアイディアを強制的に発想する手法
002 アルファベットシステム法
各アルファベットから始まる人工物を定義し、それらをデザイン対象と強制的に結びつけることで発想する手法
003 ブレインストーミング法
各メンバーがデザイン対象について思いつくまま自由に発想する手法
004 NID法
他領域のメンバーと行うアイディア発想法
005 希望点列挙法/欠点列挙法
デザイン対象に求める希望や欲求を列挙し、それらを解決するための手段を考えることで、改善案を発想する手法
006 キャスティング法
デザイン対象を老人や子供などの目線で考察することで、現在の自分の立場では思いつき辛い多様なアイディアを強制的に発想する手法
007 ゴードン法
デザイン対象を抽象化した状態でブレインストーミングを行うことで、既成概念にとらわれないアイディアを発想する手法
008 刺激語法
デザイン対象とデザイン対象に全く関係のない語句を強制的に結びつけることで、全く予想だにしないアイディアを発想する手法
009 焦点法
様々な製品やサービスのもつユニークな特徴とデザイン対象を強制的に結びつけることでユニークな特徴をもつアイディアを発想する手法
010 チェックリスト法
デザイン対象に対して、「大きくしたらどうなる?」「逆にしたらどうなる?」などの決まった項目を考察することで、抜けもれなく発想する手法
011 KJ法
デザイン対象に対して、ブレインストーミング、グルーピングを繰り返すことで様々な側面から発想する手法
012 マインドマップ法
画面中心に置いたデザイン対象から全方向に連想していくことでアイディアを整理しながら発想する手法
013 △○□(ストゥーパ)法
デザイン対象に対し、三つのデザイン要素を抽出し、それらの組み合わせを行うことで、新たな概念を発想する手法
014 バイオニクス法
生物の生態、構造、機能などのメカニズムとデザイン対象を類比させることで、今までにないアイディアを発想する手法
015 一対連関法
任意の二つの物事のデザイン要素を強制的に組み合わせることで、全く新しいアイディアを発想する手法
016 ムードボード法
様々な媒体からデザイン対象に関連するイメージを収集し一枚にまとめ、それらを眺めることでアイディアを発想する手法
017 ブレインライティング法
ブレインストーミングを無言で行い、全員から平等な数の意見を集めることで多様なアイディアを発想する手法
018 こざね法
デザイン対象に対する様々なデザイン要素をカード(こざね)に抽出し、文脈の通るように並べることで新しいアイディアを発想する手法
019 シネクティクス法
デザイン対象に対する専門家の分析内容をもとに、類比(直接的類比、擬人的類比、象徴的類比、空想的類比)発想を行うことで具体的なアイディアを発想する手法
020 NM法
デザイン対象に関するデザイン要素を抽出し、似た要素を持つ類似物と強制的に関連づけることで発想する手法
021 ZK法
各自が瞑想の中で発想したアイディアをフィッシュボーン形式にまとめ、そこからさらに新しいアイディアを発想する手法
022 属性列挙法
デザイン対象に対する性格や特徴などの属性をすべて列挙し、それらの属性を変化させることで、新たなアイディアを発想する手法
023 系統図法
デザイン目標を達成するための手段を考える工程を枝分かれさせながら細かく行うことで、全体的な達成手段を発想する手法
024 特性要因図法
因果関係を魚の骨の形をして図に表現することで、物事の問題点を把握し改善点を発見する手法
025 目的展開法
デザイン対象を使用する目的を何段階にもわたって考察することで、本質的な目的を発見する手法
026 仮想状況設定法
デザイン対象について、現状と大きくかけ離れた仮想状況を設定し、それらを現実的な解に落とし込むことで、マルチタイムスケールなアイデアを発想するための手法
027 TRIZ法
デザイン対象の持つ課題に対して、特許における40の発明原理を適用することで、課題解決のためのアイディアを発想する手法
028 SWOT分析法
デザイン対象(主に事業)の強み・弱み・機会・脅威を整理することで、今後の戦略を発想する手法
029 ベンチマーキング法
デザイン対象を、世界の最良の実践(ベスト・プラクティス)と比較することによって、改善案を発想する手法
030 ペルソナ法
デザイン対象について、ターゲットとなるユーザ層を代表する仮想ユーザの使用状況を想定することで、ユーザの満足度を高めるアイデアを発想する手法
031 構造化コンセプト法
デザイン対象に関する要求事項を列挙し、グルーピング・抽象化することで、新たなデザインコンセプトを発想する手法
032 サービスブループリント法
デザイン対象(サービス)について、ユーザとスタッフの行動をチャート形式で表すことで、ユーザの満足度を高めるアイデアを発想する手法
033 ロールプレイング法
デザイン対象に対して、一人で様々なユーザの立場になりきりアイデアを発想する手法
034 価値分析法
デザイン対象の各構成要素を、同機能を有する低価格な構成要素へと入れ替えることで、製品の性能を維持したままコストを削減するアイデアを発想する手法
035 逆設定法
デザイン対象の各構成要素を抽出し、それらを逆転させることで生活様式の変化に対応した多様なアイデアを発想する手法
036 ロードマッピング法
デザイン対象に対する現在と将来の市場要求を把握し、それらのギャップを分析することで、目標達成までのシナリオを発想するための手法
037 PDPC法
計画の進展過程における様々な状態を事前に予測することで、目標を達成するための正しい道のりを発想するための手法
038 SKIT法
デザイン対象の使用シーンを複数のメンバーで演じることで、製品の使い方に対する様々なアイデアを発想する手法
039 ギャラリー法
デザイン対象に関する複数のアイデアスケッチを壁に貼り、回覧することで関連する新しいアイデアを発想する手法
040 バックキャスティング法
デザイン対象に関する将来的な目標を設定し、そこから現在に振り返ってステップを作成することで、将来的な目標を達成するための手段を発想する手法
041 フォアキャスティング法
デザイン対象に関する現状分析や統計データから将来の目標を設定することで、現実的な目標とそれを達成するための手段を発想する手法
042 シナリオライティング法
デザイン対象に関連する科学技術の将来的な動向を考察することで、将来にわたって価値を提供し続ける製品アイデアを発想するための手法
043 5W1H法
デザイン対象に対して、様々なユーザの様々な使用シーンを想定することで、多様な状況に対応するアイデアを発想する手法
044 オートエスノグラフィ法
デザイン対象に対する自身の個人的な経験を分析することで、課題に対する新たな視点を発想する手法
045 ソーシャルリスニング法
デザイン対象に対するインターネット上の口コミやSNS上の書き込みを調べることで、市場の求める機能・デザイン等のアイデアを発想する手法
046 Think in Reverse法
デザイン目標に対して、あえてそのデザイン目標を達成しない手段を挙げることで、逆説的に目標達成のための手段を発想する手法
047 シックスハット法
デザイン対象について、客観的、直感的、肯定的、否定的、革新的、俯瞰的の6つの視点から意見を出すことで、多様なアイディアを発想する手法
048 Blue-sky Thinking法
デザイン対象について、現実的な制約や設定をすべて取り払いアイディアを発想する手法
049 Fish Bowl法
デザイン対象に対して、ブレインストーミング法を行う人とそれを観察する人に分かれることで、主観的・客観的なアイディアを発想する手法
050 10x10法
デザイン対象に対して、10分間で10個のアイデアスケッチを描き、それを仲間と共有した後、さらに10個のアイディアスケッチを描くことで多様なアイディアを発想する手法
051 Brain Walking法
デザイン対象のデザイン要素を部屋中に貼りだし、複数人でそれらを自由に眺めながら思いついたアイディアを追記していくことで、多様なアイディアを発想する手法
052 Mission Impossible法
本来のデザイン目標に対して、敢えて実現不可能なデザイン目標を設定し、その実現方法を考えることで本質的な問題解決アイディアを発想する手法
053 Word Association法
デザイン対象からデザイン要素を数珠つなぎのように連想し、それらを組み合わせることで新しいアイディアを発想する手法
054 Mash-up法
デザイン対象と無関係な3つのジャンルの単語を挙げていき、それらを組み合わせることで新しいアイディアを発想する手法
055 6-3-5法
デザイン対象に対して、6人がそれぞれ3つのアイディアを5分で発想する行為を何度も繰り返すことで、とにかくたくさんのアイディアを発想する手法
056 Accidental Genius法
デザイン対象について思いついたことを紙に記述し、それらを読み返すことでアイディアを発想する手法
057 Role Reversal法
デザイン対象について、異なる立場の人たちが互いの立場になって発想することで、双方の納得いく意見を発想する手法
058 Parallel Design法
デザイン対象について、複数のグループで別々にアイディア発想を行い、最終的にそれらのアイディアを組み合わせることでスピーディに多様なアイディアを発想する手法
059 Do Nothing法
デザイン対象について、敢えて何も行わなかった場合に発生する状況を考えることで、真に行うべきことを発想する手法
060 Taking Pictures法
自分の周りの光景を写真に落とし込み、そこから得たインスピレーションをデザイン対象と結びつけることで新しいアイディアを発想する手法
061 Bug Listening法
自分の身の回りで不快に感じたことを列挙することで、モノやサービスの改善点や新規事業のアイディアなどを発想する手法
062 CATWOE法
サービスを取り巻く環境をCATWOEの視点から抽出することで、サービスの目的や課題を発想する手法
063 Cherry Split法
デザイン課題を構成する要素を、さくらんぼのように2つずつに分解していくことで、課題解決のための具体的なアイディアを発想する手法
064 Fresh Eye法
デザイン課題に対して、全く関わりのない第三者に解決方法を考えてもらうことで、予想外のアイディアを発想する手法
065 夢日記法
デザイン課題と夢に出てきた内容とを結びつけることで新しいアイディアを発想する手法
066 スーパーヒーロー法
デザイン課題に対して、スーパーヒーローの役になりきって解決策を考えることで斬新なアイディアを発想する手法
067 Tug of War法
デザイン課題に対して、最高なシナリオと最悪なシナリオを上げることで、課題解決のためのアイディアを発想する手法
068 Do It法
デザイン課題に対して、課題を明確化することで、具体的な解決のためのアイディアを発想する手法