kalbi を使った
簡単ワークショップ

kalbiを使うと、簡単にワークショップのファシリテーション(※)を行うことができます。 ※ファシリテーション・・・会議やワークショップなどで、参加者が自由に意見を出し合えるように進行をサポートすること

前提条件

1グループ3~6名程度のワークショップ

基本的なPCの操作(マウス操作・タイピング)を習得していること

0. ワークショップの事前準備

kalbiを使ってワークショップをするためには、以下の準備が必要です。

ワークショップの目的・ゴールの整理

参加者の選定

kalbiへの接続確認

以上の準備を行ってから、ワークショップを行いましょう。

1. お互いを知る。

目的

お互いを理解・尊重することで、アイディアを言い出しやすい雰囲気を作る。

やり方

ワークショップを行う際には、初めにメンバー間で打ち解けることが何よりも重要です。メンバー間でなんでも言い合える関係性を構築することで、参加者は臆することなくアイディアを提案できるようになります。 kalbiには、メンバー間が打ち解けるための様々なテンプレートが準備されています。以下に示すテンプレートの中から、今回のワークショップに合ったものを選んで使用してみましょう。

自己紹介テンプレート

自己紹介テンプレートでは、自己紹介に使用できるテンプレートを提供しています。どのようなケースでも利用できますが、特に参加者がお互いに初めて会う場合に有効です。 あだ名などの基本的な情報だけでなく、ワークスタイルやライフスタイルなどのパーソナリティの部分を紹介することで、通常の口頭ベースの自己紹介と比べてよりフランクに打ち解けることができます。

自己紹介の使用例


2. メインワーク(アイディア発想)を行う。

目的

多様なメンバーから、多様なアイディアを収集する。

やり方

自己紹介などを通して、お互いのことを理解出来たら、メインの議題であるアイディア発想を行ってみましょう。アイディア発想には様々な手法がありますが、以下に、特に初心者にオススメの手法を紹介します。 kalbiでは、手法の各ステップごとに明確な達成条件が設定されているため、参加者は迷わずに新しいアイディア発想法を使用することができます。

エクスポート画面

カタログ法テンプレート

カタログ法テンプレートは、カタログ法と呼ばれるアイディア発想法を使ったテンプレートです。カタログ法は、デザイン対象とそれらと全く関係のないものと強制的に組み合わせることで斬新なアイディアを発想する手法です。

カタログ法の使用例


希望点列挙法テンプレート

希望点列挙法テンプレートは、希望点列挙法と呼ばれるアイディア発想法を使ったテンプレートです。希望点列挙法は、デザイン対象にこうあって欲しいという希望や欲求を取り上げ、それを解決するための方法を考えることで具体的なアイディアを発想する手法です。

希望点列挙法の使用例


3. 共有する。

目的

多様なアイディアへの多様な捉え方からさらなる新しいアイディアを得る。

やり方

個人のアイディア発想が終了したら、アイディアを皆で共有してみましょう。1人ずつアイディアを共有し、それに対して皆が意見を述べることで、様々な人のアイディアへの捉え方から新しい知見を得ることができます。 kalbiでは、アイディア発想の結果を画像・PDFとしてエクスポートすることができます。エクスポートしたファイルを使って、アイディアを共有しましょう。

エクスポート画面

4. 振り返る。

最後に、ワークショップの終盤に使えるテンプレートを紹介します。これらのテンプレートを使用して、今回のワークショップの結果を振り返ることで今後の活動の方向性決めやワークショップ自体の改善点を見つけることができます。

KPT振り返りテンプレート

KPT 振り返りテンプレートでは、振り返り用のテンプレートを提供しています。KPT 法は、プロジェクトを振り返るための手法ですが、今回のようなワークショップにおいても使用することができます。

KPT法の使用例


kalbiを利用した
ワークショップのポイント

様々なアイディア発想法を利用して、アイディアを発想することができる。

誰もが平等に発言できるため、多様なアイディアが集まる。

ワークショップの過程・結果が勝手にまとまるため、簡単に振り返ることができる。

まとめ

ここでは、kalbiを使用してワークショップを行うための方法を紹介しました。kalbiでは、上記で紹介した他にも沢山の手法のテンプレートを搭載しています。ぜひ、kalbi を使ってワークショップを行ってみましょう。