ブレスト以外の
発想法を多くの人に
使ってほしい

Phase.1

「ブレスト以外の発想法を多くの人に使ってほしい。」そんな思いから私たちの活動はスタートしました。大学院生としてデザイン手法の研究をしていた私たちは世の中の優れたアイディア発想法分析法などのデザイン手法を分類・評価する研究を行っていました。そうした研究を行う中で、これらの手法がどれだけ社会で使われているのかを知りたくなり、様々な企業で働くことを決意しました。

Phase.2

社会に出た私たちが最も驚いたことは、デザイン手法は残念ながらその殆どが用いられていないということです。効果的なデザイン手法は、場面やメンバー・目的に応じて変わります。しかし、実際の世の中では、ブレインストーミング以外のデザイン手法はほとんど使われず、そのため、効率的・効果的な発想を行う機会を逃してしまっているように感じました。

Phase.3

なぜ、世の中でブレインストーミング以外のデザイン手法は使われないのでしょうか?それは多くの人が他のデザイン手法を知らないからだと考えます。例えば、アイディア発想は、その多くがディスカッションの中で行われます。そのため、ディスカッションの中でデザイン手法を行うためには参加者が皆その手法を知っている必要があります。そうなると自ずと皆が知っているブレインストーミングが選ばれるのです。また、新しいデザイン手法を試そうとしても、手法を使うことに夢中になってしまい、アイディア発想において一番重要な”自分の頭”で考えるということが十分に出来なくなってしまいます。

Phase.4

このような背景から、私たちはデザイン手法を社会に広める必要があると考えました。kalbiは、優れたデザイン手法を発信するとともに、私たち自身がデザイン手法を実践する場です。私たちの活動が日本のイノベーションに繋がったら幸いです。