024 特性要因図法

 因果関係を魚の骨の形をして図に表現することで、物事の問題点を把握し改善点を発見する手法

特性要因図法

特性要因図法とは?

 特性要因図は、問題の因果関係を図解化することで問題点を把握し、改善を発見することを目的とした手法である。特性とは結果を、要因とは原因を意味する。

因果関係を魚の骨の形をして図に表現することで、物事の問題点を把握し改善点を発見する手法

特性要因図法のステップ

STEP 0

 予めデザイン目標を設定する。

予めデザイン目標を設定する。

STEP 1

 対象とする特性を決定し、矢印のついた中心線の右端に記入する。

対象とする特性を決定し、矢印のついた中心線の右端に記入する。

STEP 2

 文献調査や発想法などを活用し、関連するデザイン要素を抽出する。次にそれを整理し、似た内容を集めて分類する。

文献調査や発想法などを活用し、関連するデザイン要素を抽出する。次にそれを整理し、似た内容を集めて分類する。

STEP 3

 得られたデザイン要素をもとに、フィッシュボーンチャートを作成する。中心の大骨を品質特性とする。さらに、そこから伸びる中骨や、更にその次の小骨に因果関係に基づいて関連するデザイン要素を配置していく。

得られたデザイン要素をもとに、フィッシュボーンチャートを作成する。中心の大骨を品質特性とする。さらに、そこから伸びる中骨や、更にその次の小骨に因果関係に基づいて関連するデザイン要素を配置していく。

POINTS

  • 作成した図にはタイトル、作成者名、年月日などを記入しておくと見直しや再検討を行う際に役に立つ。
特性要因図法point

まとめ

 STEP 0 予めデザイン目標を設定する。

 STEP 1 対象とする特性を決定し、矢印のついた中心線の右端に記入する。

 STEP 2 文献調査や発想法などを活用し、関連するデザイン要素を抽出する。次にそれを整理し、似た内容を集めて分類する。

 STEP 3 得られたデザイン要素をもとに、フィッシュボーンチャートを作成する。中心の大骨を品質特性とする。さらに、そこから伸びる中骨や、更にその次の小骨に因果関係に基づいて関連するデザイン要素を配置していく。

特性要因図法wrapup

やってみよう!

今すぐこの手法を試して、身に着けよう。

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