006 キャスティング法
デザイン対象を老人や子供などの目線で考察することで、現在の自分の立場では思いつき辛い多様なアイディアを強制的に発想する手法
キャスティング法とは?
新製品の開発やイベントの企画など、様々なテーマにおけるアイディア発想を目的とした手法。チームメンバーが各々、違う人物を演じ、その人物の視点からデザイン対象について考察することで、多様なアイデアを発想することができる。 ※演じる役割の例:子供、外国人、老人など
キャスティング法のステップ
STEP 0
予めデザイン対象を設定する。
STEP 1
リーダーを含め、6-7人のメンバーでデザイン対象に関する役柄とシチュエーションを設定する。その際、役柄は、性別・年齢・職業・ライフスタイルなど役作りに不足のないように細かく設定する。また、そのシチュエーション(時間・場所・行動など)を設定する。
STEP 2
各メンバーは、割り振られた役を演じ、それぞれの役柄が置かれた状況で行動をとった際の気持ちを想像しながら、自由にデザイン対象に関する新たなデザイン要素を抽出する。
POINTS
- キャスティング法では、役柄を演じる際、役そのものにこだわりすぎないで、自由奔放に思いつくままに発想することが大事。
- リーダーは、役柄を演じる各メンバーがリラックスし、芝居を楽しめるような雰囲気を作ることが大事。
まとめ
STEP 0 予めデザイン対象を設定する。
STEP 1 リーダーを含め、6-7人のメンバーでデザイン対象に関する役柄とシチュエーションを設定する。その際、役柄は、性別・年齢・職業・ライフスタイルなど役作りに不足のないように細かく設定する。また、そのシチュエーション(時間・場所・行動など)を設定する。
STEP 2 各メンバーは、割り振られた役を演じ、それぞれの役柄が置かれた状況で行動をとった際の気持ちを想像しながら、自由にデザイン対象に関する新たなデザイン要素を抽出する。
やってみよう!
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